格安SIMの中でも20GB〜100GBを超える大容量プランが存在します。
本記事では大容量プランのある格安SIMの選び方や、料金や速度を比較していきます。
おすすめランキング2種類
- 20GB
- 20GB〜大容量
-
20GBプランおすすめTOP3
-
20GB〜無制限プランおすすめTOP3
格安SIMのピックアップ記事
JP SMART SIM、民泊WiFiを提供するDXHUB株式会社が監修を担当しています。
監修者・編集者の詳細はこちら。
大容量格安SIMの選び方
格安SIMのデータ大容量プランを選ぶ際には、以下3つのポイントに注目しましょう。
データ容量(ギガ)と料金で選ぶ
自分に最適な大容量プランを選ぶために、まず月にどのくらいのデータ容量が必要かを把握しておきましょう。
スマホの使い方で一番多くのデータを消費するのはYouTubeなどの「動画視聴」です。
だいたいの目安として、20~50GBでどのくらいの時間YouTube動画(480p)動画が視聴できるのかをまとめてみました。
プラン | YouTube動画(480p)が見られる時間 |
---|---|
1GB(参考) | 約2時間 |
20GB | 約40時間(1日あたり約1時間20分) |
30GB | 約60時間(1日あたり約2時間) |
40GB | 約80時間(1日あたり約2時間40分) |
50GB | 約100時間(1日あたり約3時間20分) |
スマホで1日1時間程度動画を観るなら20GBプラン、1日3時間以上なら50GB以上のプランを選んでおくといいかもしれません。
今使っている通信会社の「マイページ」などを見れば、より正確に自分が1ヶ月にどのくらいのデータを使っているかが分かります。
1ヶ月に必要なデータ量が分かったら、同じデータ量が使えるプランの中で料金を比較してみましょう。
「データ残量を気にせずにスマホが使いたい」という方には楽天モバイルの「最強プラン」がおすすめ!
データをどれだけ使っても料金は3,278円の定額で、それ以上は上がりません。
- 3GBまで:1,078円
- 20GBまで:2,178円
- 無制限:3,278円
通信速度で選ぶ
せっかくの大容量データを快適に使うために「通信速度」にも注目して格安SIMを選びましょう。
通信速度が遅い格安SIMでは、以下のようなストレスを感じる可能性があります。
- Webサイトがなかなか表示されない
- YouTubeなどの動画が快適に観られない
- アプリのダウンロードが進まない
契約後に後悔しないために、申し込み前に各社の通信速度の目安を確認しておきましょう。
みんなのネット回線速度(みんそく)では、全国のユーザーが計測した格安SIM各社の通信速度が確認できます。
インターネットを快適に楽しめる通信速度の目安は「20Mbps以上」です。
通信速度の速い格安SIMを選びたいなら「キャリア回線を利用した格安SIM」がおすすめ!
キャリアの回線を利用したサービスであれば、100Mbpsに近い通信速度で通信できます。
通信が混雑しやすい時間帯もある程度速度が出るので、動画視聴やゲームなども快適に使えますよ。
サポートの充実度で選ぶ
「申し込みやスマホの設定が自分でできるか不安…」という方は、サポートの充実度にも注目しましょう。
格安SIMでは申し込みからサポートまでオンラインで完結するのが一般的ですが、実店舗でのサポートを実施しているサービスもあります。
- 楽天モバイル
- ワイモバイル
- UQモバイル
- イオンモバイル
- ahamo(ドコモ店舗での有料サポート)
- mineo
サポートの充実した格安SIMを選びたいなら「イオンモバイル」がおすすめ!
イオンモバイルは「業界最安級の料金」と「店舗でのサポート」を両立した格安SIMです。
全国のイオン店舗で申し込み・乗り換え・初期設定などのサポートが受けられます。
20GBでおすすめの格安SIM7選
20GBプランが契約できるおすすめの格安SIM7選を紹介します!
格安SIM | データ量 | 月額料金 | 平均実効速度 | 通信制限時の速度 | 手数料 | 違約金 | 店舗サポート |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ahamo | 30GB | 2,970円 | 74.21Mbps | 最大1Mbps | 0円 | 0円 | なし |
楽天モバイル | 3GB〜無制限 | 1,078円〜3,278円 | 99.16Mbps | 最大1Mbps | 0円 | 0円 | 対応 |
LINEMO | 30GB | 2,970円 | 67.51Mbps | 最大1Mbps | 0円 | 0円 | なし |
ワイモバイル | シンプル2 M:20GB シンプル2 L:30GB | 4,015円〜5,115円 | 73.46Mbps | 最大1Mbps | 3,300円 (オンラインの場合0円) | 0円 | 対応 |
UQモバイル | コミコミプラン:20GB | 3,278円 | 89.21Mbps | 最大1Mbps | 3,850円 | 0円 | 対応 |
イオンモバイル | 20GB〜200GB | 1,958円〜11,858円 | 32.02Mbps | 最大200kbps | 3,300円 | 0円 | 対応 |
mineo | 20GB | 2,178円 | 52.21Mbps | 最大200Kbps | 登録手数料:3,300円 SIMカード発行手数料:440円 | 0円 | 対応 |
- ahamoなら30GBまで使えて2,970円は安い!
- 楽天モバイルなら20GB未満なら2,178円で無制限でも3,278円
- LINEアプリをよく使うならLINEMOのベストプランVがおすすめ
- 最も料金が安いのはイオンモバイル
- 通信速度で選ぶならLINEMO・ワイモバイル・UQモバイルがおすすめ
- 店舗サポートを受けるならワイモバイル・UQモバイル・イオンモバイル・mineoがおすすめ
- 料金や速度面外にも各社の強みで選ぶのも選択肢のひとつ
20GBのプランを契約するなら、LINEMOの新プラン「ベストプランV」がおすすめです。
ソフトバンクのキャリア回線を使える格安SIMで、料金も比較的安く、通信速度面でも優れています。
またLINEMOは、LINEギガフリーでLINEに関する通信では容量が消費されないので、普段からLINEサービスを良く使う人にもぴったりです。
次に料金で選ぶなら、イオンモバイルが最安です。
通信速度面では他社に劣りますが、毎月1,000円ほど安く使えるので、とにかく安いプランを利用したい人に向いています。
他にも店舗サポートが充実していて速度を重視したい人は、実店舗が多く展開されているワイモバイルやUQモバイル、mineoがおすすめです。
ただし、ワイモバイルとUQモバイルは月額料金が比較的高めなので、サポート面よりも料金で選びたい人は、LINEMOを選びましょう。
それぞれ強みや特徴があるので、自分にぴったりの格安SIMを選ぶことが大切です。
20GB超の大容量でおすすめの格安SIM5選
20GBでは足りない!という方のために、20GBを超える大容量プランが使えるおすすめの格安SIM5選も紹介します。
格安SIM | データ量 | 月額料金 | 平均実効速度 | 通信制限時の速度 | 手数料 | 違約金 | 店舗サポート |
---|---|---|---|---|---|---|---|
楽天モバイル | 3GB〜無制限 | 1,078円〜3,278円 | 99.16Mbps | 最大1Mbps | 0円 | 0円 | 対応 |
ahamo | 20GB | 2,970円 | 74.21Mbps | 最大1Mbps | 0円 | 0円 | なし |
100GB | 4,950円 | ||||||
povo | 0GB 使う分だけデータ容量をトッピング | 基本料金:0円 | 79.56Mbps | 最大128kbps | 0円 | 0円 | なし |
20GB(30日間) | 2,700円/回 | ||||||
300GB(90日間) | 9,834円/回 | ||||||
24時間使い放題 | 330円/回 | ||||||
IIJmio | 2GB〜50GB | 2,000円〜3,900円 | 45.04Mbps | 最大300kbps | 登録手数料:3,300円 SIMカード発行手数料:約433円 | 0円 | 対応 |
日本通信SIM | 50GB | 2,178円 | 48.4Mbps | 非公開 | 3,300円 | 0円 | なし |
- 大容量プランを選ぶなら無制限の楽天モバイルが最もおすすめ
- 大容量で料金を少しでも安くしたい人は日本通信SIMがおすすめ
- 通信速度で選ぶなら楽天モバイル・ahamo・povoがおすすめ
- 細かな容量プランから選びたい人はIIJmioがおすすめ
- 店舗サポートを重視するなら楽天モバイル・IIJmioがおすすめ
20GBを超える大容量プランを選ぶなら、楽天モバイルが最もおすすめです。
料金も比較的安く、キャリア回線で通信速度も優秀、実店舗も多く、ユーザーが重視したい部分を的確に押さえています。
実際非常に人気のある格安SIMのひとつなので、無制限プランを選ぶなら最優先に検討したいサービスと言えるでしょう。
ただし、楽天モバイルよりもさらに料金を重視したい人は、日本通信SIMがおすすめです。
日本通信SIMは50GBを2,178円で使えるので、最安の格安SIMを選びたい人にはまたとないサービスになっています。
料金を重視したいか、あるいはバランスを重視したいかで使い分けることが大切です。
また他にも、細かな容量から選びたい人はIIJmio、通信速度で選びたい人はahamoやpovoも選択肢になります。
それぞれ強みはあるので、自分が納得するサービスを見つけてみてください。
20GB~大容量の格安SIMを解説
ここからは、20GB以上使える大容量のおすすめ格安SIM10選についてさらに詳しく解説します。
楽天モバイルのメリット・デメリットを解説
通信会社 | 楽天モバイル | |
---|---|---|
月額料金 | 3GB未満 | 1,078円 |
20GB未満 | 2,178円 | |
無制限 | 3,278円 | |
パートナー回線時の通信容量 | 無制限 | |
国内通話 | 22円/30秒 ※専用アプリ使用で国内通話無料 |
|
ネットワーク | 5G・4G | |
海外利用 | 73の国々・地域で利用可能 | |
手続き方法 | オンライン・店舗 | |
契約手数料 | 無料 | |
機種変更手数料 | 無料 | |
MNP転出手数料 | 無料 | |
詳細 | 申込サイト |
- データ使い放題で3,278円
- データを使わなければ料金が勝手に安くなる
- 家族割で110円引き
- Rakuten Linkの利用で通話料無料
- 新規・乗り換え向けのキャンペーンが豊富&お得
- 店舗でのサポートが受けられる
- 楽天ポイントが貯まる
- 繋がりにくい場合がある
- 3GB,20GBを超えると料金が勝手に高くなる
天モバイルの「最強プラン」は、データをどれだけ使っても月額3,278円の定額制。
家のインターネットを楽天モバイルスマホのテザリングに一本化して、通信料金を節約することも可能です。
3,278円はあくまで最大料金で、データを使わなければ料金は1,078円まで安くなるので、データをあまり使わない方にもおすすめできます。
専用アプリの「Rakuten Link」を利用すれば通話料も無料!
実質「電話かけ放題つき」の非常にお得なプランと言えるでしょう。
ただし、第4の大手通信キャリアとしてサービスを開始して間もないため、建物内など一部電波がつながりにくい場所があるのが大きなデメリットです。
とはいえ、2024年2月に楽天モバイルがユーザー向けに実施したアンケートでは、77.8%の方が「つながりやすくなったと感じる」と回答しています。
今後つながりやすさはさらに改善されていくと期待できるでしょう。
楽天モバイルでは新規・乗り換え向けのお得なキャンペーンを常時開催中です!ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。
ahamoのメリット・デメリットを解説
ahamoの基本情報 | |
---|---|
月額料金:30GB | 2,970円 |
月額料金:110GB (ahamo大盛り) | 4,950円 |
超過後の速度制限 | 最大1Mbps |
通話サービス | 国内通話5分無料 通話料:22円/30秒 無制限かけ放題 1,100円/⽉ |
ネットワーク | 5G・4G |
手続き方法 | オンライン |
海外での使用 | 30GBまで無料(追加料金不要) |
手数料 | 無料 |
運営会社 | 株式会社NTTドコモ |
詳細 | 申込サイト |
- ドコモの高品質な回線を低価格で使える
- 5分かけ放題付き
- dカード特典でデータ容量増量
- dポイントが貯まる
- 「みんなドコモ割」のカウント対象(割引対象外)
- 店舗でのサポートも受けられる(有料)
- かけ放題が不要なら割高
- 110GBプランは楽天モバイルの使い放題より高い
ahamoは、ドコモが提供するオンライン専用プランです。
ドコモの高速・高品質な回線を30GB:2,970円の低価格で使えます。
プラン料金には5分かけ放題も含まれているので、電話をよくかける方には特におすすめ!
また、「大盛りオプション」を追加すれば月額4,950円でデータが110GB使えます。
「楽天最強プラン」のデータ使い放題より料金が高いですが、楽天モバイルの電波に不安を感じる方はahamoを選ぶと良いでしょう。
dカード支払いにすればデータ量が1GB/月(dカードゴールドの場合:5GB/月)増量されて、さらにお得になります。
有料(3,300円)で店舗でのサポートも受けられるので、トラブル時に対面サポートを利用したいという方も安心です。
LINEMOのメリット・デメリットを解説
項目 | ベストプラン | ベストプランV |
---|---|---|
月額基本料 | 990円~2,090円 | 2,970円 |
データ通信容量 | 3GB~10GB | 30GB |
通信方式 | 4G・5G | |
速度制限時の通信速度 | 最大300kbps | 最大1Mbps |
音声通話 | 30秒22円 | 国内通話5分以内/回は無料 |
手続き方法 | オンライン | |
手数料 | 無料 | |
運営会社 | ソフトバンク株式会社 | |
詳細 | LINEMO公式を見る |
- ソフトバンクの回線を低価格で使える
- LINEのギガフリー
- PayPayカード支払いでPayPayポイントが貯まる
- PayPayポイントのプレゼントキャンペーンが豊富
- 店舗でのサポートは一切なし
- 機種の購入(機種変更を含む)ができない
- ソフトバンク・ワイモバイルからの乗り換えは特典対象外
LINEMOは、ソフトバンクが提供するオンライン専用プラン。
以前までのミニプランとスマホプランは提供が終了し、新しくベストプランが開始されました。
LINEMO最大の特徴と言える「LINEギガフリー」は引き継ぎながら、簡易的な従量制プランを採用しています。
30GBのベストプランVに関していえば元々20GBが2,970円、30GBが3,960円だったところ、2024年11月1日より~30GBで2,970円となった上に5分間の通話かけ放題が付属しています。
普段から電話を多く使う人や容量が増えて欲しかった人には、非常に魅力的なサービスになったと言えるでしょう。
LINEMOのデメリットは、店舗でのサポートは一切利用できないこと。
また機種の購入もできないので、新規契約や機種変更の際には自分で端末を用意する必要があります。
ワイモバイルのメリット・デメリットを解説
項目 | シンプル2 S | シンプル2 M | シンプル2 L |
---|---|---|---|
月額基本料 | 2,365円 | 4,015円 | 5,115円 |
光セット割もしくは家族割適用時 | 1,078円 | 2,178円 | 3,278円 |
通信量1GB以下の割引 | 対象外 | -1,100円 | -2,200円 |
データ通信容量 | 4GB | 20GB | 30GB |
データ増量オプション時 | +2GB増量 6GB | +10GB増量 30GB | +10GB増量 40GB |
制限時の通信速度 | 最大300kbps | 最大1Mbps | 最大1Mbps |
通話料 | 22円/30秒 | ||
運営会社 | ソフトバンク株式会社 | ||
詳細 | 申込サイト |
- ソフトバンクの高品質回線を低価格で使える
- 店舗でのサポートが受けられる
- データくりこしができる
- データ使用量1GB以下の月は割引あり
- 「親子割」が利用できる
- PayPayカード支払いでPayPayポイントが貯まる
- 60歳以上はかけ放題が安い
- 「おうち割」が適用されないと割高
- データチャージ料金が高い(0.5GB:550円)
- ソフトバンク・LINEMOからの乗り換えは特典対象外
ソフトバンク光」や「ソフトバンクエアー」などを利用しているなら、ソフトバンクのサブブランド「ワイモバイル」がおすすめ。
月額料金は「おうち割」と「PayPayカード割」の適用で、20GBプラン(シンプル2 M)が2,178円、30GBプラン(シンプル2 L)が3,278円と格安です。
どちらのプランの場合も、データ使用量が1GB以下の月は料金が1,078円に割引されます。
また、「データくりこし」で余ったデータを無駄なく使えるのもうれしいポイントです。
近隣の店舗で申し込み・機種変更・修理などのサポートが受けられるのも大きなメリット。
ただし、ワイモバイルの料金は「おうち割」が適用されない場合は割高です。
「おうち割」対象のインターネットサービスまたはでんきサービスを利用していない方は、別の格安SIMを選ぶことをおすすめします。
UQモバイルのメリット・デメリットを解説
項目 | コミコミプラン |
---|---|
基本料金(割引前)月額 | 3,278円 |
データ容量 | 20GB |
①自宅セット割 (もしくは 家族割) | なし |
②au PAY カード支払い割 | なし |
③〜1GB利用時の割引 | なし |
割引後 月額 | 3,278円 |
音声通話 | 10分通話定額 |
通話オプション | 通話放題:1,100円 |
増量オプションII | +5GB/550円 |
データくりこし | ◯ |
制限時の通信速度 | 1Mbps |
詳細 | 申込サイト |
項目 | トクトクプラン | |
---|---|---|
基本料金(割引前)月額 | 3,465円 | |
データ容量 | 1GBまで | 15GBまで |
①自宅セット割 (もしくは 家族割) | -1,100円 | |
②au PAY カード支払い割 | -187円 | |
③〜1GB利用時の割引 | -1,188円 | なし |
割引後 月額 | 990円 | 2,178円 |
音声通話 | 22円/30秒 | |
通話オプション | 60分通話パック:550円 通話放題ライト:880円 通話放題:1,980円 |
|
増量オプションII | +5GB/550円 | |
データくりこし | ◯ | |
制限時の通信速度 | 1Mbps | |
詳細 |
項目 | ミニミニプラン |
---|---|
基本料金(割引前)月額 | 2,365円 |
データ容量 | 4GB |
①自宅セット割 (もしくは 家族割) | -1,100円 |
②au PAY カード支払い割 | -187円 |
③〜1GB利用時の割引 | なし |
割引後 月額 | 1,078円 |
音声通話 | 22円/30秒 |
通話オプション | 60分通話パック:550円 通話放題ライト:880円 通話放題:1,980円 |
増量オプションII | +2GB/550円 |
データくりこし | ◯ |
制限時の通信速度 | 300kbps |
詳細 |
- auの高品質回線を低価格で使える
- コミコミプランは10分かけ放題つき
- 店舗でのサポートが受けられる
- データくりこしができる
- データを使い切っても1Mbpsで使える
- 60歳以上はかけ放題が安い
- 「自宅セット割」が適用されないと割高
- 20GBを超える大容量プランはない
- データチャージ料金が高い(0.1GB:220円,0.5GB:550円)
- au・povoからの乗り換えは特典対象外
auひかり」や「auでんき」などを利用しているなら、auのサブブランドの「UQモバイル」がおすすめ。
「自宅セット割」と「au PAYカードお支払い割」の適用で、20GBの「コミコミプラン」が月額3,278円で使えます。
他社の20GBプランと比較すると少し割高に見えますが、「10分かけ放題」つきなので電話をよくする方にお得なプランです。
さらに、5~18歳の子どもがいれば「UQ親子応援割」が適用されて、月額1,958円(1年間)まで割引されます。
近隣の店舗で申し込み・機種変更・修理などのサービスが利用できるのもメリット。auとほぼ変わらないサポートが受けられます。
ただし、UQモバイルの料金は「自宅セット割」が適用されないと割高です。
「自宅セット割」の対象となるインターネットサービスまたはでんきサービスを利用していない方は、別の格安SIMを選ぶことをおすすめします。
イオンモバイルのメリット・デメリットを解説
イオンモバイルの基本情報 | |
---|---|
月額基本料 | 803円〜 |
データ通信容量 | 0.5GB〜200GB |
平均速度(下り) | 32.63Mbps |
速度制限時の通信速度 | 最大200kbps |
音声通話料 | 11円/30秒 |
契約事務手数料 | 3,300円 |
違約金 | なし |
キャンペーン | ・乗り換えと同時に対象スマホ購入で10,000WAONポイントプレゼント。月額料金のイオンカード支払でさらに2,000WAONポイント ・【60歳以上】他社から乗り換えで対象機種を購入すると最大20,000WAONポイントプレゼント など |
セット割 | なし |
通話オプション(かけ放題) | ・フルかけ放題:月額1,650円 ・10分かけ放題:月額935円 ・5分かけ放題:月額550円 |
海外利用 | △通話/SMSのみ |
データくりこし | ○翌月まで |
運営会社 | イオンリテール株式会社 |
詳細 | 申込サイト |
- イオン店舗でサポートが受けられる
- 全プラン業界最安級の料金
- イオンカード支払でWAONポイントが貯まる
- データを使い切っても1Mbpsで使える
- 速度切替(高速通信のON/OFF)ができる
- お昼の通信速度が非常に遅い
イオンモバイルは、「イオンモール」などを展開するイオンリテール株式会社が運営する格安SIMサービス。
「業界最安級の料金プラン」と「手厚いサポート」を両立しています。
とくに、大容量の20GBプラン、40GBプラン、50GBプランの月額料金は今回紹介する格安SIM10社の中で最安です。
全国のイオン店舗で申し込み・故障修理受付・プラン変更などのサービスが受けられるのも大きなメリット。
契約者向けのサービス「イオンのスマホメンテナンス」では、プランの見直し相談、スマホのメンテナンスなどのサービスが無料で受けられます(本州・四国のイオンモバイルショップ限定)。
イオンカード支払いでWAONポイントが貯まる、高速通信のON/OFFができるなどのサービス・機能を利用して通信料金をさらに節約できるのも魅力です。
ただし、通信速度はサブブランド・大手通信キャリアのオンラインプラン系の格安SIMと比較して遅いので注意してください。
mineoのメリット・デメリットを解説
プラン名 | 月額料金 (音声通話SIM) | 月額料金 (データSIM) |
---|---|---|
マイピタ1GB | 1,298円 | 880円 |
マイピタ5GB | 1,518円 | 1,265円 |
マイピタ10GB | 1,958円 | 1,705円 |
マイピタ20GB | 2,178円 | 1,925円 |
マイそく プレミアム (最大3Mbps) 使い放題 | 2,200円 | |
マイそく スタンダード (最大1.5Mbps) 使い放題 | 990円 | |
マイそく ライト (最大300kbps) 使い放題 | 660円 | |
マイそく スーパーライト (最大32kbps) 使い放題 | 250円 | - |
初期費用 | 契約事務手数料:3,300円 SIM発行料:440円/枚 |
|
詳細 | 申込サイト |
- お昼の通信速度が比較的速い
- 低速無制限プランあり
- 高速データ通信のON/OFFができる
- eo光ネットとのセット割あり
- 全国116の店舗でサポートが受けられる(2024年9月現在)
- 20GBを超える大容量プランはない
- 大手通信キャリア系と比較すると通信速度が遅い
mineo(マイネオ)は、関西電力系列の通信会社「オプテージ」が運営する格安SIMサービス。
他のユーザーとパケットを分け合える「フリータンク」や「パケットギフト」など、他の格安SIMにはない個性的なサービスが特徴です。
20GBを超える大容量のプランはありませんが、低速通信でデータ無制限の「マイそく」プランも選べます。
「マイそく」は最大通信速度を4種類から選べるプランで、1.5Mbps(スタンダード)または3Mbps(プレミアム)にすれば動画視聴やビデオ会議にも対応可能。
「プレミアム」でも月額2,200円で、他社の無制限プランより圧倒的に安く利用できます。
ただし「マイそく」には「月曜~金曜の12時台の通信速度が最大32Kbpsに制限される」という制約があるので注意が必要です。
povoのメリット・デメリットを解説
料金プラン | 料金 |
---|---|
基本料金 | 0円 |
国内通話 | 22円/30秒 |
国内SMS送信 | 3.3円/通(70字まで) |
データトッピング | データ使い放題:330円(24時間) データ使い放題:9,834円(7日間/12回分) 1GB:390円(7日間) 1GB:1,260円(180日間) 3GB:990円(30日間) 20GB:2,700円(30日間) 60GB:6,490円(90日間) 120GB:21,600円(365日間) 150GB:12,980円(180日間) 300GB:9,834円(90日間) 360GB:26,400円(365日間) →初回購入時は実質23,760円(30GBあたり:1,980円) |
コンテンツトッピング | DAZN使い放題パック:1,145円(7日間) |
通話トッピング | 5分以内通話かけ放題:550円/月 通話かけ放題:1,650円/月 留守番電話サービス:330円/月 |
初期費用 | 0円 |
詳細 |
- auの高品質回線を低価格で使える
- 「トッピング」でプランを自由につくれる
- データ追加150GB(180日間)がお得
- 24時間データ使い放題トッピングもある
- 1ヶ月に30GB以上使いたい場合は割高
- 店舗でのサポートは一切なし
- 「トッピング」を忘れるとほぼ使えない
povo(ポヴォ)」はauが提供するオンライン専用プラン。他社にはない「トッピング」型の料金プランが特徴です。
「データ追加3GB(30日間)」、「5分以内通話かけ放題」などのトッピングを自由に組み合わせて、自分だけのプランが作れます。
おすすめのトッピングは「データ追加150GB(180日間)」。
料金は12,980円/回と高額ですが、これを月額換算すると25GBが月額2,163円で他社の20GBプランとほぼ同じ水準の料金になります。
もう一つのおすすめトッピングは「データ使い放題(24時間)」。
「今日はデータをたくさん使いたい」という日は、1日330円でデータ使い放題にできます。
ただし、1ヶ月に30GB以上データを使いたい場合は割高になるため、別の格安SIMを選ぶことをおすすめします。
IIJmioのメリット・デメリットを解説
IIJmioの基本情報 | |
---|---|
月額基本料 | 2,000円〜3,900円 |
データ通信容量 | 20~50GB |
平均速度(下り) | 45.04Mbps |
速度制限時の通信速度 | 最大300kbps |
音声通話料 | 11円/30秒 |
契約事務手数料 | 初期費用:3,300円 SIMカード発行手数料:433.4円または446.6円 |
違約金 | なし |
セット割 | 660円(mio割) |
通話オプション(かけ放題) | ・通話定額5分+:月額500円 ・通話定額10分+:月額700円 ・かけ放題+:月額1,400円 |
海外利用 | 通話/SMSのみ |
データくりこし | 翌月まで |
詳細 | 申込サイト |
- 定期的に月額料金割引&ギガ増量キャンペーンあり
- データチャージ料金が安い(1GB:220円)
- 端末セットが安い
- 高速データ通信のON/OFFができる
- IIJmioひかりとのセット割あり
- 店舗でのサポートは基本的になし
- 大手通信キャリア系と比較すると通信速度が遅い
IIJmioは、老舗のインターネットプロバイダ「インターネットイニシアチブ(IIJ)」が運営する格安SIM。
大容量では30GB・40GB・50GBの3つのプランが選べます。
もともと料金の安さが特徴ですが、月額料金の割引&ギガ増量キャンペーンを定期的に開催しているため、契約から数か月間はさらにお得です。
また、端末セットが安いので、契約と同時にスマホを安く購入したい人にもおすすめです。
ただし、通信速度は格安SIMの中では平均的。
平日お昼の通信速度は12.88Mbpsで普通に使えるレベルですが、「快適に使いたい」という方は別の格安SIMを選んだ方が良いかもしれません。
日本通信SIMのメリット・デメリットを解説
項目 | 合理的シンプル290プラン | 合理的みんなのプラン | 合理的30GBプラン | 合理的かけほプラン |
---|---|---|---|---|
月額 | 290円 | 1,390円 | 2,178円 | 2,728円 |
データ量 | 1GB | 20GB | 50GB | 3GB |
無料通話 | なし | ・ひと月70分まで通話無料 ・通話5分かけ放題無料 | ・ひと月70分まで通話無料 ・通話5分かけ放題無料 | 通話かけ放題 |
通話オプション | ・5分かけ放題オプション (+390円) ・70分無料通話オプション (+390円) ・通話かけ放題オプション (+1,600円) | ・通話かけ放題オプション (+1,600円) | ・通話かけ放題オプション (+1,200円) | - |
追加データ | 1GBあたり220円 最高100GBまで追加可能 | 1GBあたり220円 最高80GBまで追加可能 | 1GBあたり220円 最高50GBまで追加可能 | 1GBあたり220円 |
詳細 | 申込サイト |
- 30GBプランの料金が超低価格
- 5分かけ放題/月70分無料通話つき
- データチャージ料金が安い(1GB:220円)
- 店舗でのサポートは基本的になし
- お昼の通信速度がかなり遅い
日本通信SIMは、日本で最初にMVNOサービスを開始した「日本通信」が運営する格安SIMです。
料金の安さが特徴で、30GBプランの月額料金は2,178円の超低価格となっています。
他社の20GBプランと同水準の料金であるうえに、5分かけ放題または70分無料通話もついたコスパ最強のプランです。
30GBを超える大容量のプランはありませんが、データが足りなくなった場合は1GBあたり220円でチャージできます。
「30GBプランをとにかく安く使いたい」という方は日本通信SIMを契約しましょう。
ただし、お昼の通信速度は他社と比較してかなり遅めなので注意してください。
おすすめ格安SIMの料金を比較
20GB以上の大容量プランが選べるおすすめ格安SIMの料金をデータ容量ごとに比較してみました。
格安SIM | 20GB | 30GB | 40GB | 50GB | その他 |
---|---|---|---|---|---|
LINEMO | 2,970円 | 2,970円 | - | - | - |
ワイモバイル | 2,178円 (割引適用) | 3,278円 (割引適用) | - | - | - |
UQモバイル | 3,278円 | - | - | - | - |
イオンモバイル | 1,958円 | 2,508円 | 3,058円 | 3,608円 | 6,358円 (100GB) |
mineo | 2,178円 | - | - | - | 250~2,200円 (低速無制限) |
楽天モバイル | 2,178円 | 3,278円 | 3,278円 | 3,278円 | 3,278円 (無制限) |
ahamo | 2,970円 | - | - | - | 4,950円 (110GB) |
povo | 2,700円 (30日) | - | - | - | 12,980円 (180日150GB) |
IIJmio | 2,000円 | 2,700円 | 3,300円 | 3,900円 | - |
日本通信SIM | - | - | - | 2,178円 | - |
- 20GB:イオンモバイル
- 30GB:イオンモバイル
- 40GB:イオンモバイル
- 50GB:日本通信SIM
- 無制限:楽天モバイル
料金の安さで大容量プランを選ぶなら、おすすめはイオンモバイル。
どのプランを選んでも業界最安級の料金ですが、とくに20GBプラン~40GBプランでは10社中最安です。
50GBプランを選ぶなら、日本通信SIMの「合理的50GBプラン」がおすすめ。
月額2,178円で5分かけ放題または70分無料通話がついた、非常にコスパの高いプランです。
無制限プランを選ぶなら、データ無制限で定額3,278円の「Rakuten最強プラン」が最安となっています。
おすすめ格安SIMの速度を比較
20GB以上の大容量プランが選べるおすすめ格安SIMの通信速度(ダウンロード速度)も比較してみました。
「一日の平均速度」と通信が混雑しやすい「お昼の速度」を比較していますので、通信速度の速い格安SIMを選びたい方はチェックしてみてください。
格安SIM | 通信速度(一日の平均) | お昼の通信速度 | 計測件数 |
---|---|---|---|
楽天モバイル | 138.82Mbps | 104.27Mbps | 6,586件 |
LINEMO | 58.95Mbps | 67.87Mbps | 544件 |
ahamo | 71.84Mbps | 51.04Mbps | 1,966件 |
ワイモバイル | 93.28Mbps | 65.07Mbps | 931件 |
UQモバイル | 109.9Mbps | 63.88Mbps | 1,607件 |
イオンモバイル | 37.24Mbps | 2.65Mbps | 116件 |
povo | 98.16Mbps | 112.97Mbps | 1,452件 |
日本通信SIM | 60.08Mbps | 5.63Mbps | 709件 |
IIJmio | 45.18Mbps | 12.88Mbps | 904件 |
mineo | 53.55Mbps | 26.77Mbps | 1,254件 |
- 一日の平均速度が最も速い:楽天モバイル
- お昼の速度が最も速い:povo
- 一日の平均速度が最も遅い:イオンモバイル
- お昼の速度が最も遅い:イオンモバイル
通信速度(一日の平均)が最も速いのは楽天モバイルです。
お昼の通信速度はpovoが最も速く、次いで楽天モバイルが速いという結果になりました。
反対に一日の平均速度・お昼の速度ともに一番遅いのはイオンモバイルです。
イオンモバイルはとくにお昼の通信速度が非常に遅いため、平日お昼の休憩時間などにスマホを快適に使いたい方にはおすすめできません。
20GB~大容量の格安SIMを比較したまとめ
格安SIMのデータ大容量プランを選ぶ際には、以下3つのポイントに注目しましょう。
まず、今使っている通信会社の「マイページ」などで自分が月にどのくらいのデータ容量(ギガ)を使っているか確認しておきましょう。
せっかくの大容量データを快適に使うために、料金だけでなく通信速度にも注目して選ぶのがおすすめです。
申し込みやスマホの設定が自分でできるか不安な方は、サポートの充実度にも注目してみてください。
最もおすすめの格安SIM大容量プランは、楽天モバイルのRakuten最強プランです。
楽天モバイルでは新規・乗り換え向けのお得なキャンペーンを常時開催中!ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。