DXHUB株式会社(本社:京都府京都市下京区中堂寺、代表取締役社長:澤田賢二、以下「DXHUB」)は、この度、オンライン日本語教育ソフト「BondLingo」の事業譲受を完了するとともに、従来より提供している外国人向け通信サービスと統合した新たなソリューションの提供を開始いたしました。


本サービスは、外国人スタッフを雇用する企業様および特定技能の支援機関向けに、従業員への通信サービスの提供とオンライン日本語教育サービス「BondLingo」を一体化し、外国人スタッフの定着率向上と業務効率化を実現することを目的としております。また、既存の通信サービスの強みを活かし、多言語対応のカスタマーサポートにより、外国人スタッフの安心できる利用環境を提供いたします。

サービス開始の背景

近年、日本の労働市場において外国人労働者の採用が急増する中、言語や文化の違いによる定着率の低下や、多言語対応の管理業務の負担が企業にとって大きな課題となっております。厚生労働省の統計によれば、外国人労働者の離職率は45.9%と高い傾向にあり、企業側は適切なサポート体制の整備が求められています。これらの課題を解決するため、DXHUBは日本語教育と通信サービスを融合させた支援ソリューションの提供に踏み切りました。

(参考)厚生労働省

オンライン日本語教育付き福利厚生SIMカードの概要

本サービスはオンライン日本語教育ソフト「BondLingo」とDXHUBの提供する外国人スタッフ向けSIMカードがセットになった企業・登録支援機関向けサービスです。

1.オンライン日本語教育ソフト「BondLingo」について

「BondLingo」は、オンライン動画とテキストによって日本語を学習できるサービスで、日本語能力試験JLPTのN5からN1まで対応しています。学習の進捗はテストにより確認でき、従業員評価や表彰の参考としてご利用いただけます。雇用主、支援機関向けの企業向けに「BondLingo」単体での提供も行っています。

2.外国人スタッフ向けSIMカードについて

DXHUBが提供するSIMカードは、勤務時間や勤務形態に合わせた柔軟なプランでコストの最適化を実現。多言語に対応したカスタマーサポートにより、外国人スタッフの方々にも安心してご利用いただけるサービスです。

今後の展望

DXHUBは、「BondLingo」を外国人スタッフを雇用する企業への提供に加え、特定技能支援機関向けのプラン、OEM提供のほか、日本語学校との連携による教育カリキュラムの充実も進める計画です。既存の通信サービスとの連携をさらに強化し、企業や教育機関の国際化戦略を多角的にサポートすることで、双方にメリットをもたらす新たな支援ソリューションの拡充を目指してまいります。