「iPhoneで格安SIMが使いたいけれど、どの会社にしたらいいか分からない」と悩んでいる人も多いでしょう。
そこでこの記事では、iPhone向けにおすすめの格安SIM10選を紹介します。
iPhoneをお得に・快適に使うための格安SIMの選び方についても解説しているので、参考にしてみてください。
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iPhoneにおすすめの格安SIMの選び方
まず、iPhoneにおすすめの格安SIMの選び方を解説します。
iPhone向けの格安SIMを選ぶ際には、以下3つのポイントに注目してみてください。
データ容量(ギガ)と料金で選ぶ
格安SIM選びでまず気になるのは、「料金の安さ」ではないでしょうか。
とはいえ、料金の安さだけに注目して料金プランを選ぶと、データ量(ギガ)が足りなくなって後悔することになりかねません。
そこで、まずは自分がいま1ヶ月にどのくらいのデータ量を使っているかを通信会社の「マイページ」などで把握して、最適なデータ量のプランを選択しましょう。
「自分が使っているデータ量が分からない」「月によって使い方が変わる」という方には楽天モバイルがおすすめ!
3GBまでなら月額1,078円、データ使い放題なら月額3,278円のように、使ったデータ量に応じて料金が変わるので、データをたくさん使うにもあまり使わない人にも最適です。
データをあまり使わないなら、NUROモバイルがおすすめ。
3GBプラン(VSプラン)が月額792円、5GBプラン(VMプラン)が月額825円と格安で、さらに余ったデータを翌日に繰り越しできます。
イオンモバイルは、大容量プランが使いたい人におすすめ。20~40GBのプランが他社と比較して安い料金設定になっています。
通信速度で選ぶ
iPhoneを快適に使うために、「通信速度」にも注目して格安SIMを選びましょう。
インターネットを快適に楽しめる通信速度の目安は「20Mbps以上」です。
- Webサイト閲覧:10~30Mbps
- 動画視聴(標準画質):10Mbps
- 動画視聴(4K):30Mbps
- オンラインゲーム:100Mbps以上
通信速度が遅い格安SIMを選んでしまうと、以下のようなストレスを感じる可能性があります。
- Webサイトがなかなか表示されない
- YouTubeなどの動画が快適に観られない
- アプリのダウンロードが進まない
契約してから「通信速度が遅い」と後悔しないために、申し込み前に各社の通信速度の目安を確認しておきましょう。
みんなのネット回線速度(みんそく)では、全国のユーザーが計測した格安SIM各社の通信速度が確認できます。
通信速度で選ぶなら、以下の格安SIMがおすすめです。
楽天モバイルやpovo・UQモバイルはキャリア同等の通信回線を利用できるので、どこでも安定した通信が可能です。
通信が混雑しやすいお昼の時間帯でも、通信速度(下り)は100Mbps前後なので、ストレスはほぼないでしょう。
とはいえ非常に混雑している電車内などでは、繋がらないという口コミもあります。
どんなにおすすめの格安SIMや格安スマホプランでも、エリアによては遅くなてしまう場合があるのが事実です。
また、楽天モバイルは一日の平均速度が「138Mbps以上」で、この記事で紹介している10社の中で最速です。
サポートの充実度で選ぶ
「申し込みやiPhoneの設定が自分でできるか不安」という方は、サポートの充実度にも注目しましょう。
格安SIMでは申し込みからサポートまでオンラインで完結するのが一般的ですが、実店舗でのサポートを実施しているサービスもあります。
「イオンモバイル」は、料金の安さとサポートを両立した格安SIMです。
全国のイオン店舗で申し込み・乗り換え・初期設定などのサポートが受けられます。
ソフトバンクのサブブランド「ワイモバイル」とauのサブブランド「UQモバイル」は、格安SIMでも大手通信キャリアとほぼ同じ品質のサポートが受けたい方におすすめ。
この2社は店舗を全国展開しているので、近隣の店舗で対面サポートが受けられます。
iPhoneにおすすめの格安SIM10選
では、iPhone向けにおすすめの格安SIM10選をランキング形式で紹介します!
順位 | 格安SIM | 特徴 |
---|---|---|
1位 | 楽天モバイル | データ使い放題で3,168円 |
2位 | LINEMO | LINEのデータ消費ゼロ |
3位 | ahamo | 5分かけ放題つき・有料で店舗サポートが受けられる |
4位 | ワイモバイル | ソフトバンク品質の通信が格安で使える |
5位 | UQモバイル | au品質の通信が格安で使える |
6位 | イオンモバイル | イオン店舗でサポートが受けられる |
7位 | povo | 「トッピング」でプランを自由に作れる |
8位 | NUROモバイル | 業界最安級の料金 |
9位 | IIJmio | 2GB・5GBプランなら最安 |
10位 | mineo | 「低速無制限」など豊富な料金プラン |
ランキング評価のポイント(理由)について知りたい方は、以下の内容をご覧ください。
1~3位:総合力の高さ+αのメリットあり
1~3位の格安SIMは、料金・通信速度・サポートの総合力が高いだけでなく、他のサービスにはない大きなメリットがあります。
例えば楽天モバイルでは、「月額3,278円の定額でデータが使い放題」です。
ここまで安いデータ無制限プランは他にないため、この1点だけでも高評価となりました。
また、2位のLINEMOには「LINEギガフリー」、3位のahamoには「有料で店舗サポートが受けられる」というメリットがあります。
ただし、LINEMOには「対面サポートが利用できない・iPhone(機種)の購入ができない」というデメリットもあるので注意してください。
4~7位:総合力が高いが注意点あり
4~7位も、料金・通信速度・サポートの総合力が高い格安SIMです。
ただし、それぞれ注意点があるため上位3社と比較して多少評価を落とす結果になりました。
例えば、ワイモバイルとUQモバイルのプランは「セット割」を利用する前提の料金設定になっているため、セット割対象でない場合は割高です。
8~10位:料金が安いが速度・サポートに難あり
8~10位は、料金が安いものの通信速度・サポート面が比較的弱い格安SIMです。
基本的にこの3社では、「平日お昼の時間はインターネットが快適に使えない」、「店舗でのサポートは受けられない」と考えておきましょう。
iPhoneにおすすめの格安SIMを解説
ここからは、iPhoneにおすすめの格安SIM10選について詳しく解説します。
おすすめ1位:楽天モバイルを解説
- 基本情報
- メリット
- デメリット
- 解説
-
通信会社 楽天モバイル 月額料金 3GB未満 1,078円 20GB未満 2,178円 無制限 3,278円 パートナー回線時の通信容量 無制限 国内通話 22円/30秒
※専用アプリ使用で国内通話無料ネットワーク 5G・4G 海外利用 73の国々・地域で利用可能 手続き方法 オンライン・店舗 契約手数料 無料 機種変更手数料 無料 MNP転出手数料 無料 詳細 申込サイト -
- データ使い放題で3,278円
- データを使わなければ料金が勝手に安くなる
- 家族割で110円引き
- Rakuten Linkの利用で通話料無料
- 新規・乗り換え向けのキャンペーンが豊富&お得
- 店舗でのサポートが受けられる
- 楽天ポイントが貯まる
- 最新iPhoneも購入できる
-
- 繋がりにくい場合がある
- 3GB・20GBを超えると料金が勝手に高くなる
-
楽天モバイルの「最強プラン」は、データをどれだけ使っても月額3,278円の定額です。
データを使わなければ料金は1,078円まで安くなるので、データをたくさん使う方にも、あまり使わない方にもおすすめできます。
専用アプリの「Rakuten Link」を利用すれば通話料も無料。実質「電話かけ放題つき」の非常にお得なプランと言えるでしょう。
ただし、第4の大手通信キャリアとしてサービスを開始して間もないため、建物内など一部電波がつながりにくい場所があるのが大きなデメリットです。
とはいえ、2024年2月に楽天モバイルがユーザー向けに実施したアンケートでは、77.8%の方が「つながりやすくなったと感じる」と回答しています。
今後つながりやすさはさらに改善されていくと期待できるでしょう。
楽天モバイルでは新規・乗り換え向けのお得なキャンペーンを常時開催中です!ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。
おすすめ2位:LINEMOを解説
- 基本情報
- メリット
- デメリット
- 解説
-
項目 ベストプラン ベストプランV 月額基本料 990円~2,090円 2,970円~3,960円 データ通信容量 3GB~10GB 20GB~30GB 通信方式 4G・5G 速度制限時の通信速度 最大300kbps 最大1Mbps 音声通話 30秒22円
国内通話5分以内/回は無料 手続き方法 オンライン 手数料 無料 詳細 LINEMO公式を見る -
- ソフトバンクの回線を低価格で使える
- LINEのギガフリー
- PayPayカード支払いでPayPayポイントが貯まる
- PayPayポイントのプレゼントキャンペーンが豊富
-
- 店舗でのサポートは一切なし
- 機種の購入(機種変更を含む)ができない
- ソフトバンク・ワイモバイルからの乗り換えは特典対象外
-
LINEMOは、ソフトバンクが提供するオンライン専用プラン。
ソフトバンクの高速・高品質な回線を3GBで990円~という低価格で利用できます。
大きな特徴は「LINEギガフリー」。
LINEアプリのトーク・音声通話・ビデオ電話のデータ消費がゼロになるので、LINEをよく使う方におすすめです。
PayPayカード支払いでPayPayポイントが貯まるので、PayPayユーザーの方にもおすすめ。
ただし、店舗でのサポートは一切利用できません。
疑問点などがあった場合は、公式サイトのチャットサポートまたはLINEのLINEMO公式アカウントから問い合わせをする必要があります。
また、LINEMOでは機種の購入ができません。新規契約や機種変更の際には自分で端末を用意する必要があるので注意してください。
おすすめ3位:ahamoを解説
- 基本情報
- メリット
- デメリット
- 解説
-
ahamoの料金プラン ahamo 月額料金:20GB 2,970円 月額料金:100GB
(ahamo大盛り)4,950円 データ容量 20GB 超過後の速度制限 最大1Mbps 通話サービス 国内通話5分無料
通話料:22円/30秒
無制限かけ放題 1,100円/⽉
ネットワーク 5G・4G 手続き方法 オンライン 海外での使用 20GBまで無料(追加料金不要) 手数料 無料 詳細 申込サイト -
- ドコモの高品質な回線を低価格で使える
- 5分かけ放題付き
- dカード特典でデータ容量増量
- dポイントが貯まる
- 「みんなドコモ割」のカウント対象(割引対象外)
- 店舗でのサポートも受けられる(有料)
-
- 小容量プランがない
- かけ放題が不要なら割高
-
ahamoは、ドコモが提供するオンライン専用プラン。
ドコモの高速・高品質な回線を20GB:2,970円の低価格で使えるのがメリットです。
プラン料金には5分かけ放題も含まれているので、電話をよくかける方にとくにおすすめ。
dカード支払いにすればデータ量が1GB/月(dカードゴールドの場合:5GB/月)増量されて、さらにお得になります。
有料(3,300円)で店舗でのサポートも受けられるので、いざという時には対面サポートを利用したいという方も安心です。
デメリットは、小容量プランが選べないところ。
一番安くても2,970円なので、もっと料金を抑えたい場合は別の格安SIMを選ぶことをおすすめします。
おすすめ4位:ワイモバイルを解説
- 基本情報
- メリット
- デメリット
- 解説
-
項目 シンプル2 S シンプル2 M シンプル2 L 月額基本料 2,365円 4,015円 5,115円 光セット割もしくは家族割適用時 1,078円 2,178円 3,278円 通信量1GB以下の割引 対象外 -1,100円 -2,200円 データ通信容量 4GB 20GB 30GB データ増量オプション時 +2GB増量
6GB+5GB増量
25GB+5GB増量
35GB制限時の通信速度 最大300kbps 最大1Mbps 最大1Mbps 通話料 22円/30秒 運営会社 ソフトバンク株式会社 詳細 申込サイト -
- ソフトバンクの高品質回線を低価格で使える
- 店舗でのサポートが受けられる
- データくりこしができる
- 「親子割」が利用できる
- PayPayカード支払いでPayPayポイントが貯まる
- 60歳以上はかけ放題が安い
-
- 「おうち割」が適用されないと割高
- ソフトバンク・LINEMOからの乗り換えは特典対象外
- 「ソフトバンク光」や「ソフトバンクエアー」などを利用しているなら、ソフトバンクのサブブランド「ワイモバイル」がおすすめ。
月額料金は「おうち割」と「PayPayカード割」の適用で、4GBプランが1,087円~と格安です。
さらに、5~18歳の子どもがいれば「ワイモバ親子割」も利用できます。
「データくりこし」に対応しているのもうれしいポイント。データが余っても翌月に繰り越して無駄なく使えます。
近隣の店舗で申し込み・機種変更・修理などのサポートが受けられるのもメリット。
ただし、ワイモバイルの料金は「おうち割」が適用されない場合は割高です。
「おうち割」対象のインターネットサービスまたはでんきサービスを利用していない方は、別の格安SIMを選ぶことをおすすめします。
おすすめ5位:UQモバイルを解説
- 基本情報
- メリット
- デメリット
- 解説
-
UQモバイルの基本情報 コミコミプラン(20GB)
10分かけ放題つき月額3,278円
UQ親子応援割適用で月額1,958円(1年間)トクトクプラン(15GB) 1GBまで:月額990円~
15GBまで:月額2,178円~ミニミニプラン(4GB) 月額1,078円~ 平均速度(下り) 109.9Mbps 速度制限時の通信速度 コミコミプラン・トクトクプラン:最大1Mbps
ミニミニプラン:最大300kbps音声通話料 22円/30秒 契約事務手数料 3,850円 違約金 なし セット割 自宅セット割(トクトクプラン・ミニミニプランのみ) 通話オプション(かけ放題) ・かけ放題:1,980円
・10分かけ放題:880円
・60分無料通話:660円海外利用 〇通話/SMS/データ通信 データくりこし 〇翌月まで(トクトクプランは不可) 詳細 申込サイト -
- auの高品質回線を低価格で使える
- 店舗でのサポートが受けられる
- データくりこしができる
- データを使い切っても1Mbpsで使える
- 60歳以上はかけ放題が安い
-
- 「自宅セット割」が適用されないと割高
- au・povoからの乗り換えは特典対象外
- 「auひかり」や「auでんき」などを利用しているなら、auのサブブランドの「UQモバイル」がおすすめ。
トクトクプラン(15GB)とミニミニプラン(4GB)では「自宅セット割」と「au PAYカードお支払い割」が適用可能で、最安料金は月額1,087円です(ミニミニプラン)。
コミコミプラン(20GB)ではセット割が使えませんが、「UQ親子応援割」を適用すれば1年間月額1,958円で使えます。(5~18歳の子どもと家族限定)。
トクトクプラン・コミコミプランなら通信速度制限時でも1Mbpsの速度が出るので、データを使い切ってしまっても安心です。
近隣の店舗で申し込み・機種変更・修理などのサービスが利用できるのもメリットで、auとほぼ変わらないサポートが受けられます。
ただし、UQモバイルの料金は「自宅セット割」または「UQ親子応援割」が適用されないと割高です。
割引対象外の方は、別の格安SIMを選ぶことをおすすめします。
おすすめ6位:イオンモバイルを解説
- 基本情報
- メリット
- デメリット
- 解説
-
イオンモバイルの基本情報 月額基本料 803円〜 データ通信容量 0.5GB〜200GB 平均速度(下り) 32.74Mbps 速度制限時の通信速度 最大200kbps 音声通話料 11円/30秒 契約事務手数料 3,300円 違約金 なし セット割 なし 通話オプション(かけ放題) ・フルかけ放題:月額1,650円
・10分かけ放題:月額935円
・5分かけ放題:月額550円海外利用 △通話/SMSのみ データくりこし ○翌月まで 詳細 申込サイト -
- イオン店舗でサポートが受けられる
- 全プラン業界最安級の料金
- イオンカード支払でWAONポイントが貯まる
- データを使い切っても1Mbpsで使える
- 速度切替(高速通信のON/OFF)ができる
-
- 混雑時の通信速度が非常に遅い
- iPhoneは購入できない
-
イオンモバイルは、「イオンモール」などを展開するイオンリテール株式会社が運営する格安SIMサービス。
「業界最安級の料金プラン」と「手厚いサポート」を両立しているのが特徴です。
イオンモバイルなら、全国のイオン店舗で申し込み・故障修理受付・プラン変更などのサービスが受けられます。
また、本州・四国のイオンモバイルショップ限定で「イオンのスマホメンテナンス」も利用可能。
イオンモバイル契約者を対象に、プランの見直し相談、スマホのメンテナンスなどのサービスを無料で実施しています。
イオンカード支払いでWAONポイントが貯まるので、イオングループのサービスをよく利用する方におすすめの格安SIMと言えるでしょう。
ただし、通信速度は他の格安SIMと比較して遅めなので注意してください。
おすすめ7位:povoを解説
- 基本情報
- メリット
- デメリット
- 解説
-
povoの基本情報 基本料金 0円 おもなトッピング ・データ追加3GB(30日間):990円
・データ追加20GB(30日間):2,700円
・データ使い放題(24時間):330円
・通話かけ放題:1,650円/月
平均速度(下り) 98.16Mbps 速度制限時(トッピングなし)の通信速度 128kbps 音声通話料 22円/30秒 契約事務手数料 なし 違約金 なし セット割 なし 通話オプション(かけ放題) ・5分以内通話かけ放題:550円/月
・通話かけ放題:1,650円/月海外利用 〇通話/SMS/データ通信 データくりこし ×不可 詳細 -
- auの高品質回線を低価格で使える
- 「トッピング」でプランを自由につくれる
- 24時間データ使い放題トッピングもある
-
- 店舗でのサポートは一切なし
- 「トッピング」を忘れるとほぼ使えない
- 「povo(ポヴォ)」はauが提供するオンライン専用プラン。他社にはない「トッピング」型の料金プランが特徴です。
「データ追加3GB(30日間)」、「5分以内通話かけ放題」などのトッピングを自由に組み合わせて、自分だけのプランが作れます。
とくにおすすめのトッピングは「データ使い放題(24時間)」。
「今日はデータをたくさん使いたい」という日は、1日330円で使い放題にできます。
デメリットは、店舗でのサポートが一切なく、料金プランの選択や設定などすべてセルフでする必要があるという点です。
例えば、povoではデータを使い切るたびに「トッピング」を追加する必要があります。
トッピングや端末の設定などを自分でするのは面倒という方は別の格安SIMを選んだほうがよいでしょう。
おすすめ8位:NUROモバイルを解説
- 基本情報
- メリット
- デメリット
- 解説
-
月額料金 792~3,980円 平均下り速度 60.3Mbps 初期費用 ・登録事務手数料:3,300円
・SIM手数料・:440円
※NEOプラン/NEOプランWは無料キャンペーン ・NEOプランW乗り換えで最大16,000円キャッシュバック
・NEOプラン乗り換えで最大13,000円キャッシュバック
・バリュープラス申し込みで最長3ヶ月間割引セット割 ・NURO光とセットでスマホ料金から12ヶ月間最大1,100円割引
・So-net光とセットでスマホ料金から12ヶ月間最大792円割引契約期間 なし 違約金 なし 繰り越し 翌月まで繰り越し可能 詳細 申込サイト -
- 小容量プランの料金が業界最安級
- お昼の通信速度が比較的速め
- NURO光とのセット割
-
- 店舗でのサポートは基本的になし
- 大手通信キャリア系と比較すると通信速度が遅い
- iPhoneは購入できない
-
NUROモバイルは、ソニーネットワークコミュニケーションズが提供する格安SIMサービス。
3GB(VSプラン)が792円、5GB(VMプラン)が990円など、小容量帯のプランを業界最安級の料金で提供しています。
通信が混雑する平日お昼の通信速度が21.19Mbpsと比較的速いので、「できるだけ安く使いたいけど、通信速度も諦めたくない」という人におすすめです。
「NURO光」を利用しているなら、セット割でNUROモバイルの月額料金が1年間最大1,100円割引になります。
店舗でのサポートは基本的にありませんが、パソコンショップのPC DEPOTが近くにあれば、初期設定やトラブルの復旧などのサポート(有料)が受けられます
おすすめ9位:IIJmioを解説
- 基本情報
- メリット
- デメリット
- 解説
-
IIJmioの基本情報 月額基本料 850円~ データ通信容量 2~50GB 平均速度(下り) 45.18Mbps 速度制限時の通信速度 最大300kbps 音声通話料 11円/30秒 契約事務手数料 初期費用:3,300円
SIMカード発行手数料:433.4円または446.6円違約金 なし セット割 660円(mio割)
通話オプション(かけ放題) ・通話定額5分+:月額500円
・通話定額10分+:月額700円
・かけ放題+:月額1,400円海外利用 △通話/SMSのみ データくりこし 〇翌月まで 詳細 申込サイト -
- 2GB・5GBプランなら最安
- 端末セットが安い
- 高速データ通信のON/OFFができる
- IIJmioひかりとのセット割
-
- 店舗でのサポートは基本的になし
- 大手通信キャリア系と比較すると通信速度が遅い
-
IIJmioは、老舗のインターネットプロバイダ「インターネットイニシアチブ(IIJ)」が運営する格安SIMサービスです。
料金が非常に安く、5GBプランは990円で利用できます。
申し込みから数か月間限定で月額料金がさらに安くなるキャンペーンも定期的に実施しているので、公式サイトをチェックしてみてください。
また、端末セットが安いのもIIJmioのメリット。
iPhoneの中古品(美品)や未使用品も多くラインナップしているので、契約と同時にiPhoneを安く購入したい人にもおすすめです。
通信速度は格安SIMの中では平均的で、平日お昼の通信速度は12.88Mbpsとなっています。
おすすめ10位:mineoを解説
- 基本情報
- メリット
- デメリット
- 解説
-
mineoの基本情報 月額料金(マイピタ) 月額1,298円~ 月額料金(マイそく) 月額250円~ 平均速度(下り) 53.55Mbps 速度制限時の通信速度(マイピタ) 200kbps 音声通話料 22円/30秒
10円/30秒(「mineoでんわ」から発信)契約事務手数料 3,300円
440円(SIMカード発行料)違約金 なし セット割 330円(eo×mineoセット割) 通話オプション(かけ放題) ・10分かけ放題:月額550円
・時間無制限かけ放題:月額1,210円海外利用 △通話/SMSのみ データくりこし 〇翌月まで(マイピタ) 詳細 申込サイト -
- お昼の通信速度が比較的速い
- 低速無制限プランあり
- 高速データ通信のON/OFFができる
- eo光ネットとのセット割あり
- 全国180の店舗でサポートが受けられる(2024年4月現在)
-
- 小容量プランの料金が比較的高め
- 大手通信キャリア系と比較すると通信速度が遅い
- mineo(マイネオ)は、関西電力系列の通信会社「オプテージ」が運営する格安SIMサービス。
他のユーザーとパケットを分け合える「フリータンク」や「パケットギフト」など、他の格安SIMにはない個性的なサービスが特徴です。
一般的な料金プラン「マイピタ」に加えて、低速通信でデータ無制限の「マイそく」プランも選べます。
mineoの小容量プラン料金は少し高めなので、あまりネットを使わないという方は「マイそく」プランを使ってみても良いかもしれません。
一般的な格安SIMとしては珍しく、全国180の店舗でサポートが受けられるのも魅力です。
iPhoneが使える格安SIMの料金を比較
ここでは、iPhone向けおすすめ格安SIMを3年間使った場合の1ヶ月の実質料金を比較します。
実質料金の算出方法については以下の注釈をご覧ください。
- 比較対象は20GBプランです。
- 初期費用を36(3年間)で割った額を「実質料金」にプラスしています
- 新規・乗り換えのキャンペーン内容は時期により異なるため、計算には含めていません
- セット割と家族割が併用不可の場合は、割引額が高い方を計算に含めています
- セット割の割引対象がスマホ料金ではない(例:光回線の料金が割引される)場合も、「実質料金」に反映させています。
- 「親子割」は計算に含めていません
- 月額料金の支払いでポイントが貯まる場合は、ポイント還元額を割引として計算しています
- 実質料金は契約方法や契約時のキャンペーンなどさまざまな条件により異なります。以下の比較は目安として参考にしてください
格安SIM | 実質料金 | 月額料金 | 初期費用 | かけ放題 | セット割/家族割 | その他割引 | 貯まるポイント |
---|---|---|---|---|---|---|---|
楽天モバイル | 2,050円 | 2,178円 | 0円 | あり | 110円(家族割引) | - | 648 |
LINEMO | 2,708円 | 2,728円 | 0円 | なし | - | - | 720 |
ahamo | 2,950円 | 2,970円 | 0円 | 5分 | - | - | 720 |
ワイモバイル | 2,264円 | 4,015円 | 3,850円 | なし | 1,650円(おうち割) 1,100円(家族割) | 187円 | 720 |
UQモバイル | 3,384円 | 3,278円 | 3,850円 | 10分 | コミコミプラン (20GB)はなし | - | - |
イオンモバイル | 2,013円 | 1,958円 | 3,300円 | なし | - | - | 1,296 |
povo | 2,737円 | 2,700円 | 0円 | なし | - | - | - |
NUROモバイル | 2,436円 | 2,000円 | 3,740円 | なし | 1,100円×12ヶ月 | - | - |
IIJmio | 1,427円 | 2,000円 | 3,733円 | なし | 660円(mio割) 100円×最大6ヶ月(家族割引) | - | - |
mineo | 1,795円 | 2,178円 | 3,740円 | なし | 330円(eo×mineoセット割) 55円(家族割引) | - | - |
実質料金が最も安いのはIIJmioという結果になりました。mio割が適用される場合は実質月額1,427円となり、非常にお得です。
また、mineoもeo×mineoセット割が適用されると実質月額1,795円となります。
IIjmioとmineoのセット割対象ではない場合は、楽天モバイルとイオンモバイルがおすすめです。
ただし、実質料金は新規・乗り換えのキャンペーンによっても大きく変わります。申込みの際はキャンペーン内容を確認しておきましょう。
iPhoneが使える格安SIMの速度を比較
iPhone向けおすすめ格安SIMの通信速度(ダウンロード速度)も比較してみました。
「一日の平均速度」と通信が混雑しやすい「お昼の速度」を比較していますので、通信速度の速い格安SIMを選びたい方はチェックしてみてください。
格安SIM | 通信速度(一日の平均) | お昼の通信速度 | 計測件数 |
---|---|---|---|
楽天モバイル | 138.82Mbps | 104.27Mbps | 6,586件 |
LINEMO | 58.95Mbps | 67.87Mbps | 544件 |
ahamo | 71.84Mbps | 51.04Mbps | 1,966件 |
ワイモバイル | 93.28Mbps | 65.07Mbps | 931件 |
UQモバイル | 109.9Mbps | 63.88Mbps | 1,607件 |
イオンモバイル | 37.24Mbps | 2.65Mbps | 116件 |
povo | 98.16Mbps | 112.97Mbps | 1,452件 |
NUROモバイル | 46.81Mbps | 21.19Mbps | 459件 |
IIJmio | 45.18Mbps | 12.88Mbps | 904件 |
mineo | 53.55Mbps | 26.77Mbps | 1,254件 |
※2024年4月23日時点
通信速度(一日の平均)が最も速いのは楽天モバイルです。
お昼の通信速度はpovoが最も速く、次いで楽天モバイルが速いという結果になりました。
一方、通信速度(一日の平均)が一番遅いのはイオンモバイルです。
イオンモバイルはとくにお昼の通信速度が非常に遅いため、iPhoneをお昼の休憩時間などに快適に使いたい方にはおすすめできません。
iPhone向け格安SIMを比較したまとめ
iPhone向けの格安SIMは、以下3つのポイントに注目して選びましょう。
- データ容量(ギガ)と料金で選ぶ
- 通信速度で選ぶ
- サポートの充実度で選ぶ
最適な料金プランを選ぶために、まずは自分が今1ヶ月に使っているデータ量(ギガ)を把握しておくようにしましょう。
iPhoneを快適に使うには、料金だけでなく通信速度にも注目して選ぶのがおすすめです。
申し込みやiPhoneの設定が自分でできるか不安な方は、サポートの充実度にも注目してみてください。
最もおすすめの格安SIMは「楽天モバイル」です。
楽天モバイルの「最強プラン」は、データをどれだけ使っても月額3,278円の定額。
データ無制限プランがここまで安く使える会社は他にありません。
また、データを使わなければ料金は1,078円まで安くなるので、データをあまり使わない方にもおすすめです。
この記事を参考に、あなたのiPhoneにぴったりの格安SIMを見つけてみてください!