訪日外国人向けSIMカードおすすめ10選｜短期プリペイド・長期滞在ごとに紹介

本記事では訪日外国人におすすめの格安SIMカードを、長期滞在向けと短期滞在向けの2つに分けてまとめました。

単純な安さだけでなく、サポート体制や契約のしやすさなども加味し、ランキング形式で紹介します。

訪日外国人がSIMカードを契約する際の注意点も解説するので、ぜひ参考にしてください。

長期滞在する訪日外国人におすすめのSIMカード

短期滞在する訪日外国人におすすめのプリペイドSIM

記事の監修者

澤田賢二

JP SMART SIM、民泊WiFiを提供するDXHUB株式会社が監修を担当しています。
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※記事内の金額は原則「税込」表記となります。

目次

• 1 訪日外国人がSIMカードを契約する際の注意点
  • 1.1 必要な書類を事前に用意しておく
  • 1.2 短期滞在の場合は違約金のないサービスを選ぶ
  • 1.3 日本語以外でサポートを受けられるかチェックする
• 2 訪日外国人向けSIMカードおすすめ5選【長期滞在】
  • 2.1 1位：JP SMART SIM
  • 2.2 2位：mobal
  • 2.3 3位：Sakura Mobile
  • 2.4 4位：楽天モバイル
  • 2.5 5位：LINEMO
• 3 訪日外国人向けSIMカード/プリペイドSIMおすすめ5選【短期滞在】
  • 3.1 1位：JP SMART SIM
  • 3.2 2位：Nippon SIM for Japan
  • 3.3 3位：mobal
  • 3.4 4位：b-mobile Visitor SIM
  • 3.5 5位：Japan Travel SIM
• 4 訪日外国人向けSIMカードを調査したまとめ

訪日外国人がSIMカードを契約する際の注意点

訪日外国人が日本で利用するためのSIMカードを契約する際は、以下の点に注意しましょう。

必要な書類を事前に用意しておく

訪日外国人が日本向けのSIMカードを契約する際は、必要書類を事前に用意しておきましょう。

事前に用意しておくべき主な書類

• 在留カード
• パスポート
• 特別永住者証明書

具体的にどの書類が必要になるかは、契約する事業者や在留資格の種類によって異なります。

利用する事業者を決めている場合は、事前に公式サイトなどで必要書類をチェックしておきましょう。

日本の空港でSIMカードを受け取る場合は、パスポートのみで契約できる事業者もあります。

なお、事前に支払った金額分だけ使える「プリペイドSIM」の場合、上記のような書類は基本的に不要です。

短期滞在の場合は違約金のないサービスを選ぶ

日本に短期間だけ滞在する予定なら、契約期間の定めや違約金のないサービスを選びましょう。

格安SIMによっては1～2年間の契約期間（最低利用期間）が設定されており、契約期間内に解約すると違約金がかかることがあります。

短期滞在の場合は違約金のないサービスを選択すると、無駄な費用をかけずに済むでしょう。

違約金を支払いたくない場合は、前払い制のプリペイドSIMもおすすめです。

解約手続きが不要で、違約金もかかりません。

日本語以外でサポートを受けられるかチェックする

訪日外国人がSIMカードを契約する際は、多言語サポートに対応しているかもチェックしましょう。

一般的な格安SIMは、日本語でしかサポートを受けられません。

対して、訪日外国人向けのSIMサービスなら、日本語だけでなく英語や中国語といった外国語でのサポートに対応しています。

日本語を話せない人は、外国語でのサポートに対応しているサービスを選ぶと安心です。

訪日外国人向けSIMカードおすすめ5選【長期滞在】

まずは、日本に長期滞在する訪日外国人におすすめのSIMカードを紹介します。

1位：JP SMART SIM

日本に長期滞在する外国人にもっともおすすめなのが「JP SMART SIM」です。

JP SMART SIMは1GB～50GBまで、全6種類のデータ容量が用意されています。

音声通話・SMS機能の有無も選べるので、自分に合ったプランを選びやすいのが特徴です。

6GB未満は、類似サービスであるmobalやSakura Mobileよりも月額料金が割安です。

「日本に長期滞在するけどデータ通信はそこまで使わない」という人に向いています。

支払い方法が豊富で、コンビニや各種Pay（WeChat、アリペイ、UnionPay）による支払いもOKです。

クレジットカードや、日本の銀行口座を持っていなくても困りませんね。

カスタマーサポートは日本語・英語・中国語・ベトナム語の4ヶ国語に対応しています。

英語圏の人はもちろん、アジア圏の人でも安心して利用できるでしょう。

2位：mobal

mobalはイギリスの通信会社、Mobell Communications Ltdが手掛けています。

利用できるデータ容量は1GB/5GB/10GB/30GBの4種類です。

他の訪日外国人向けサービスは25GBで4,378円ですが、mobalは同じ月額料金で30GBのデータ通信を利用できます。

30GBプランを安く使いたい人におすすめです。

利用料金は各種コンビニで支払えるほか、日本で使えるプリペイドカード「MobalPay」も用意されています。

MobalPay残高もコンビニでチャージできるので、日本で使えるクレジット・デビットカードを持っていない人にもピッタリです。

困ったときには英語によるサポートも受けられます。

日本語が話せなくても安心ですね。

3位：Sakura Mobile

Sakura Mobileは5GB/25GB/40GBの3プランで展開されています。

月額料金はやや高めですが、国内通話料が16.5円/30秒と他社（22円/30秒）より割安です。

専用アプリ「Sakura Dial」を使えば、日本から海外への国際通話料も割引されます。

主要な国への通話料（30秒あたり）

• アメリカ：37.4円→アプリ利用で16.5円
• オーストラリア：74.8円→アプリ利用で35.06円
• 中国：62.7円→アプリ利用で16.5円
• イギリス：118.8円→アプリ利用で25.79円

日本に来てからも、電話をたくさん利用する人におすすめです。

Sakura Mobileはデータ容量の追加チャージに非対応ですが、月末に余ったデータ容量を翌月に繰り越せます。

データ容量が余りがちな人でも無駄になりません。

他の訪日外国人向けSIM同様、クレジットカードだけでなくコンビニでの支払いに対応しています。

海外にいる米国人向けの支払いサービス「GI Bill Pay」に対応しているので、米国銀行の口座から引き落としで支払うことも可能です。

4位：楽天モバイル

楽天モバイルは、データ通信を無制限に使いたい人にピッタリなサービスです。

以下のいずれかの書類があれば、訪日外国人でも契約できます。

楽天モバイルの契約に必要な書類

• 在留カード
• 特別永住者証明書
• 外交官身分証明票+住居証明書

楽天モバイルは、月額3,278円でデータ通信が使い放題です。

データ通信をたくさん使うなら、訪日外国人向けのSIMサービスよりもコスパに優れます。

公式サイトには英語用ページが用意されているので、日本語が分からなくても申し込めます。

日本国内に実店舗が設けられているので、いざという時は対面でのサポートもOKです。

また、楽天モバイルは海外でも月2GBまでは追加料金なしで使えます。

一時帰国する際も、そのままスマホを使えるので便利ですね。

5位：LINEMO

LINEMOは大手キャリアであるソフトバンクのオンライン専用プランです。

在留カードか特別永住者証明書（もしくは両方）があれば、外国人でも契約できます。

3GBのミニプランは、月額料金が990円と安いのが特徴です。

「日本に長く滞在するが、データ通信はそこまで使わない」という人に向いています。

公式サイトが英語・中国語・韓国語・ベトナム語の4ヶ国語表記に対応しています。

店舗サポートこそありませんが、日本語が分からない人でも申し込みやすいでしょう。

LINEMOは国際ローミング（世界ケータイ）に対応しています。

格安SIMだと海外では電話・SMSしか使えないケースも多いですが、LINEMOは海外でもデータ通信が利用可能です。

ただし、楽天モバイルと違い追加料がかかる点には注意しましょう。

訪日外国人向けSIMカード/プリペイドSIMおすすめ5選【短期滞在】

続いては短期間だけ滞在する訪日外国人におすすめのSIMカードを紹介します。

いずれもプリペイド式のSIMカードです。

解約手続きが不要なので、短期滞在（主に90日未満）で手間をかけたくない人におすすめです。

1位：JP SMART SIM

「JP SMART SIM」は、長期滞在する人だけでなく短期滞在する人にもおすすめです。

月額契約のプランだけでなく、プリペイドSIMも展開しています。

90日以内の短期滞在者向けだけでも9種類と、データ容量のラインナップも豊富です。

90日以内のラインナップ

滞在する日程や、利用するデータ容量に合わせて自由に選べます。

プリペイドSIMなので事務手数料は無料、違約金なども一切かかりません。

また、通常のSIMと同じく日本語・英語・中国語・ベトナム語の4ヶ国語でサポートを受けられます。

日本語が分からない人でも、安心して利用できるでしょう。

2位：Nippon SIM for Japan

Nippon SIM for Japanは、料金プランが非常に多いのが特徴です。

3～8日の短期プランから、90GBや135GBといった大容量プランまで、幅広く展開しています。

90日以内のラインナップ

公式サイトだけでなく、Amazonや楽天市場などのECサイトでも購入可能です。

さらに、ヨドバシカメラやビックカメラといった日本国内の家電量販店でも取り扱われています。

日本で滞在中、必要になったらサクッと購入できるのが魅力です。

日本語・英語・中国語の3ヶ国語でサポートを受けられるのも、心強いでしょう。

3位：mobal

mobalも、プリペイドSIMの料金プランが豊富に用意されています。

プリペイドSIMはデータ通信のみがほとんどですが、mobalは音声機能付きのプリペイドSIMも選べます。

料金は7GB/7,920円からとやや割高ですが、プリペイドSIMで電話も利用したい人にピッタリです。

物理SIMだけでなくeSIMにも対応しています。

データeSIMプランは利用料金も安いので、可能であればeSIMを利用するのがおすすめです。

mobalのデータeSIM（プリペイド）の料金

月額契約プラン同様、英語によるサポートに対応しているので、英語しか話せない人でも安心です。

4位：b-mobile Visitor SIM

b-mobile Visitor SIMは、「日本通信SIM」などで知られる日本通信が提供するプリペイドSIMです。

物理SIMとeSIMに対応しています。

このうち、eSIMはデータ容量を最大100GBから、利用日数を最大30日から自由にカスタマイズ可能です。

例えば10GB/30日なら2,717円と、他のプリペイドSIMより安く利用できます。

30日以内で良いなら、b-mobile Visitor SIMは最安クラスの料金です。

一方、物理SIMカードはイオン、ヨドバシカメラ、ビックカメラで購入できます。

eSIMよりやや割高ですが、必要な時にサッと買えるのがメリットです。

5位：Japan Travel SIM

大手格安SIM「IIJmio」の提供元として知られる、IIJのプリペイドSIMです。

ローソンをはじめ、全国約15,000店舗で購入できます。

Japan Travel SIMを購入できる主な場所

• ローソン（eSIMのみ）
• ビックカメラ
• Joshin
• 京成電鉄
• NewDays

データ容量は3GB～55GBの7種類で、利用日数はいずれも30日までです。

他のサービスよりやや割高ですが、シンプルで分かりやすいので迷わず選べます。

また、日本語・英語・中国語でのサポートに対応しています。

安さよりも使いやすさを重視する人におすすめです。

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訪日外国人向けSIMカードを調査したまとめ

本記事では、訪日外国人向けのおすすめSIMカードをまとめました。

90日以上の長期滞在の場合は、月額契約タイプのSIMカードがおすすめです。

JP SMART SIMやmobalなどの訪日外国人向けサービスは、コンビニでサクッと支払えますし、サポートも充実しています。

ただし月額料金がやや高いので、安く使いたいなら楽天モバイルやLINEMOなどの格安SIMも検討しましょう。

90日未満の短期滞在なら、前払い式のプリペイドSIMがおすすめです。

契約手続きが不要ですぐに利用できますし、違約金もかかりません。

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