格安SIMのデータのみ最安おすすめ比較ランキング【2024年12月】

格安SIMの多くは、データ通信だけが利用できるプランを提供しています。

音声通話付きのプランに比べて、リーズナブルな月額料金で使えるのが特徴です。

タブレットやモバイルルーターでの利用におすすめですが、種類が多くどれにすれば良いか分からない人もいるでしょう。

本記事では、データのみプランがおすすめの格安SIMをランキング形式で紹介します。

記事の監修者

澤田賢二

JP SMART SIM、民泊WiFiを提供するDXHUB株式会社が監修を担当しています。
監修者・編集者の詳細はこちら。

※記事内の金額は原則「税込」表記となります。

目次

• 1 格安SIMのデータのみプランはどんな人におすすめか解説
  • 1.1 格安SIMのデータのみプランとは
  • 1.2 格安SIMのデータのみプランのメリット
  • 1.3 格安SIMのデータのみプランのデメリット
• 2 格安SIMのデータのみ最安おすすめ比較ランキング
• 3 格安SIMのデータのみプランを速度で比較
• 4 データのみ格安SIMを解説
  • 4.1 おすすめ1位：楽天モバイル
  • 4.2 おすすめ2位：IIJmio
  • 4.3 おすすめ3位：povo2.0
  • 4.4 おすすめ4位：mineo
  • 4.5 おすすめ5位：NUROモバイル
  • 4.6 おすすめ6位：イオンモバイル
  • 4.7 おすすめ7位：HISモバイル
  • 4.8 おすすめ8位：y.u mobile
• 5 データのみ格安SIMを比較したまとめ

格安SIMのデータのみプランはどんな人におすすめか解説

格安SIMのデータのみプランは、次のような人におすすめです。

データのみプランは、音声通話ありのプランよりも月額料金が割安です。

タブレットやモバイルルーターなど、音声通話が不要なデバイスでデータ通信を安く使うのにうってつけと言えます。

すでにメインのスマホがあり、それとは別にサブスマホを持っておきたい場合もおすすめです。

月額料金を抑えつつ、2台持ちを実現できます。

通信障害が発生した際や、データ容量を使い切ってしまったときの予備回線としてもピッタリです。

小容量プランなら月500円以下で保有できることもあるので、少ないコストでもしもに備えられます。

格安SIMのデータのみプランとは

格安SIMのデータのみプランとは、その名の通りデータ通信のみ利用できるプランです。

一般的に、格安SIMのプラン（SIMカードタイプ）は大きく2種類に分類されます。

音声通話ありのプランなら、音声通話、SMS、データ通信の全機能が使えます。

メインのスマホで使うなら、基本的には音声通話ありのプランを選びましょう。

一方、データのみプランで利用できるのはデータ通信のみです。

SMSオプションに加入するか、SMS機能付きのプランならSMSも使えますが、音声通話は使えません。

機能が制限されている代わりに、月額料金が安いなどのメリットがあります。

格安SIMのデータのみプランのメリット

格安SIMのデータのみプランのメリットは以下の通りです。

データのみプランは、音声通話付きプランよりも月額料金が割安です。

具体的にどの程度安いかは格安SIMによりますが、一般的にはデータのみプランのほうが100～500円ほど安くなります。

音声通話が不要であれば、データのみプランを契約することで月額料金を節約できます。

モバイルルーターやタブレットなど、音声通話機能が不要なデバイスで利用するとお得です。

また、データのみプランは申し込みが簡単というメリットもあります。

音声通話付きプランを申し込む際は本人確認が必須ですが、データのみプランは本人確認が原則不要です。

本人確認書類を提出する手間が省けるので、気軽に申し込めますよ。

格安SIMのデータのみプランのデメリット

格安SIMのデータのみプランのデメリットは以下の通りです。

データのみプランでも、インターネット回線で電話ができる「IP電話」を使えば、固定電話や携帯電話と電話できます。

しかし、IP電話は緊急通報に対応していません。

普段は電話を使わない人も、いざという時のためにメインスマホは音声通話付きプランを契約したほうが良いでしょう。

データのみプランでSMSを使うには、SMS対応のデータプランかSMSオプションの契約が必要です。

SMSなしのデータのみプランよりも、月額料金が100円前後高くなります。

音声通話付きプランと変わらない料金になることもあるため、事前にしっかりと料金をシミュレーションしてください。

また、格安SIMではお得なキャンペーンが多数実施されていますが、データのみプランは基本的にキャンペーンの対象外です。

キャンペーン目的で格安SIMを申し込む場合は、データのみプランも対象かどうかチェックしましょう。

格安SIMのデータのみ最安おすすめ比較ランキング

データのみプランがおすすめの格安SIMを、ランキング形式でまとめました。

順位	サービス	月額	容量	平均下り速度
1位	楽天モバイル	1,078～3,278円	3GB～無制限	126.71Mbps
2位	IIJmio	440～3,840円	2GB～50GB	50.19Mbps
3位	povo	0円～	1GB～300GB	80.83Mbps
4位	mineo	660～2,200円	1GB～20GB 低速無制限	50.2Mbps
5位	NUROモバイル	330～1,625円	0.2GB～15GB	38.34Mbps
6位	イオンモバイル	528～11,638円	1GB～200GB	32.63Mbps
7位	HISモバイル	400～2,720円	1GB～30GB	62.12Mbps
8位	y.uモバイル	800～3,950円	5GB～20GB	50.96Mbps

※2024年11月26日に更新

データ使い放題のプランが必要なら楽天モバイルかmineoがおすすめです。

とくに楽天モバイルは、高速通信を制限なく使えて月額3,278円とコスパに優れています。

安さ重視ならIIJmio、NUROモバイル、イオンモバイル、HISモバイルが狙い目です。

povoはトッピングで自由にカスタマイズできます。

既存のサービスにはない、柔軟な運用をしたい人にピッタリです。

y.u mobileは余ったデータ容量を無期限に繰り越せるほか、U-NEXTを無料で使えるプランもあります。

U-NEXTユーザーなら、他社よりお得に使えるでしょう。

格安SIMのデータのみプランを速度で比較

データのみプランがおすすめの格安SIMの通信速度（ダウンロード速度）を比較してみましょう。

格安SIMは混雑具合で通信速度が変動します。

そこで、「一日の平均速度」だけでなく、通信が混雑しやすい「お昼の速度」も比較してみました。

サービス	通信速度 （一日の平均）	お昼の通信速度	計測件数
楽天モバイル	126.71Mbps	152.11Mbps	98,107件
IIJmio	52.43Mbps	19.73Mbps	15,705件
povo	86.71Mbps	78.31Mbps	18,167件
mineo	51.96Mbps	16.97Mbps	20,519件
NUROモバイル	36.27Mbps	19.01Mbps	7,248件
イオンモバイル	32.1Mbps	12.15Mbps	3,004件
HISモバイル	68.9Mbps	13.12Mbps	1,582件
y.uモバイル	49.78Mbps	45.95Mbps	2,028件

※2024年11月26日に更新

通信速度が速いのは、MNOとして回線を保有する楽天モバイルとpovoでした。

どちらも一日の平均速度が速いだけでなく、お昼の速度も安定しています。

時間帯を気にせず快適にスマホを使いたいなら、楽天モバイルかpovoがおすすめです。

MVNO回線では、y.u mobileが比較的安定しています。

お昼でも40Mbps以上の速度なので、動画視聴やゲームも快適でしょう。

データのみ格安SIMを解説

ここからは、データのみプランがおすすめの格安SIMを詳しく解説していきます。

おすすめ1位：楽天モバイル

• 楽天モバイルの評判・口コミ・料金プラン・速度をまとめた記事はこちらです。
• 楽天モバイルの最新キャンペーンをまとめた記事はこちらです。

楽天モバイルは月額3,278円でデータ通信を無制限に使えるサービスです。

従量制を採用しており、データ通信を使わない月は自動的に安くなります。

ルーターに挿して固定回線代わりに使う、タブレットでドラマを一気見するなど、高速通信を思う存分使いたい人は見逃せません。

音声通話付きプランもデータのみプランも同じ料金設定となっていますが、データのみプランは本人確認書類なしで即開通できる点が特徴です。

支払いが本人もしくは親権者名義の楽天カード払いのみとなっているため、申し込みは楽天カードユーザーに限られますが、手続きがほぼワンクリックで完了するため大変スムーズです。

ただ、データのみプランなので通常の音声通話に加え、Rakuten Linkの利用はできません。

また、申し込み方法はオンラインのみとなる点も注意しておきましょう。

気になる通信環境については、他の大手3キャリアに比べると対応エリアがやや狭いものの、通信速度は安定しています。

楽天回線のエリア内に住んでいるのであれば、快適に使えるでしょう。

モバイルルーターを一括1円で買えるキャンペーンを実施しているので、ルーターを安く調達したい人にもおすすめです。

おすすめキャンペーン

楽天モバイルは毎月大型のキャンペーンを実施していて、2024年12月も高額のポイント還元があります。

ぜひチェックしてみてください。

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キャンペーン名	内容
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おすすめ2位：IIJmio

• IIJmioの評判・口コミ・料金プラン・速度をまとめた記事はこちらです。
• IIJmioの最新キャンペーンをまとめた記事はこちらです。

IIJmioでは、データのみのeSIMプラン「データeSIM」を安く使えます。

データeSIMの2GB～20GBは、本記事で取り上げた格安SIMで最安です。

30～50GBの大容量プランも比較的安いので、ライトユーザーからヘビーユーザーまで幅広くおすすめできます。

タブレットやノートPC、ルーターを格安でセット購入できるのもうれしいですね。

期間限定で割引されている機種もあるので、こまめに公式サイトをチェックしましょう。

おすすめ3位：povo2.0

povo2.0の基本情報
月額料金	0円〜4,980円
データ容量 (トッピング例)	・1GB/7日間：390円 ・3GB/30日間：990円 ・20GB/30日間：2,700円 ・60GB/90日間：6,490円 ・360GB/365日間：26,400円 →初回購入時は実質23,760円（30GBあたり：1,980円）
超過後の速度制限	最大128kbps
SIMタイプ	eSIMのみ
通信回線	au
ネットワーク	5G・4G
海外利用	不可
手続き方法	オンライン
支払い方法	クレジットカード・あと払い（ペイディ）
契約事務手数料	無料
詳細	※新規契約の場合はpovoアプリからの申込が必要です。 公式アプリ QRから公式アプリを見る au・povo1.0からの変更はこちら

• povoの評判・口コミ・料金プラン・速度をまとめた記事はこちらです。
• povoの最新キャンペーンをまとめた記事はこちらです。

povo2.0は、データ容量やかけ放題などの「トッピング」を追加してカスタマイズできる新しいサービスです。

旅行のときだけデータ使い放題を適用する、メイン回線が速度制限にかかった場合にデータ容量を追加するなど、ライフスタイルに合わせて柔軟に運用できます。

トッピングを追加しない場合は、月額0円のまま維持可能です。

ただ、半年に一度はトッピング購入が必要などの制限はあるため、完全無料のまま維持はできません。

それでも年間数百円という低コストで維持できるので、予備回線としてピッタリです。

auが展開するMNO回線なので、通信速度も安定しています。

おすすめ4位：mineo

• mineoの評判・口コミ・料金プラン・速度をまとめた記事はこちらです。
• mineoの最新キャンペーンをまとめた記事はこちらです。

mineoの「マイそく」プランは格安で低～中速通信がほぼ使い放題です。

とくにおすすめなのは「スタンダード」コースで、月額990円で最大1.5Mbpsの通信をほぼ無制限に使えます。

高速通信よりは遅いものの、最大1.5MbpsでもSNSや動画視聴（標準画質）くらいなら快適に使えるでしょう。

ただし、平日12～13時は最大32kbpsに制限されるため、完全に無制限ではありません。

とはいえ、データ通信をほぼ無制限に使えて月額1,000円以下という安さは大きな魅力です。

また、mineoは大手キャリアの回線に対応しています。

どの回線でも月額料金は変わらないので、利用したい端末やエリアに合わせて選びましょう。

その他にも、独自のコミュニティサイト「マイネ王」や長く使うほどお得になる「ファン∞とく」など、他社にはない独自のサービスが目白押しですよ。

おすすめ5位：NUROモバイル

NUROモバイルの評判・口コミ・料金プラン・速度をまとめた記事はこちらです。

NUROモバイルは大手3キャリアの回線に対応しています。

月額料金も割安で、とくにソフトバンク回線の格安SIMとしては最安級です。

ソフトバンク回線のデータのみプランを使いたい人には、貴重な選択肢と言えます。

NUROモバイル独自のサービスが「Gigaプラス」です。

対象プランを利用していると、3ヶ月ごとにデータ容量を追加でもらえます。

対象プランともらえる容量（データのみプラン）

• VMプラン（5GB）：3ヶ月ごとに3GB
• VLプラン（10GB）：3ヶ月ごとに6GB
• VLLプラン（15GB）：3ヶ月ごとに9GB

もらえるデータ容量は3ヶ月の有効期限があります。

たとえばVMプランの場合、1ヶ月で実質8GBプランとして使えますし、3ヶ月にわけて実質6GBプランとして使うことも可能です。

おすすめ6位：イオンモバイル

イオンモバイルの評判・口コミ・料金プラン・速度をまとめた記事はこちらです。

イオンモバイルは料金プランのバリエーションが豊富です。

データのみプランは1GBから200GBまで、全部で21種類のデータ容量が用意されています。

1GBから10GBは1GB刻みで細かく分けられているので、自分に合ったデータ容量が見つかるでしょう。

月額料金も比較的安く、とくに30～50GBの大容量プランは今回取り上げる格安SIMで最安です。

また、イオンモバイルは全国のイオン店頭で取り扱われています。

新規申し込みはもちろん、相談やアフターサポートも受けられるので、スマホに詳しくない人でも安心です。

おすすめ7位：HISモバイル

HISモバイルの評判・口コミ・料金プラン・速度をまとめた記事はこちらです。

HISモバイルは月額料金の安さが魅力です。

10GB以下の月額料金は、本記事で取り上げる格安SIMで最安です。

データ通信をあまり使わない人や、予備回線を安く保持したい人に向いています。

追加チャージも1GB/200円と割安です。

万が一、データ容量がなくなっても気軽にチャージできます。

そのままでも安いHISモバイルですが、同社の光回線「HIS光」とセットなら月額料金が1年間1,500円割引です。

割引が適用されれば、10GBプランを実質無料で1年使えますよ。

おすすめ8位：y.u mobile

y.u mobileの評判・口コミ・料金プラン・速度をまとめた記事はこちらです。

y.u mobileは余ったデータ容量を無期限に繰り越せます（最大100GBまで）。

普段はデータ容量を節約しておき、旅行や出張の時に一気に使う、といった使い方が可能です。

5GBのシングルプランは月額800円と最安級なので、保有中のコストもそこまで気になりません。

20GBの「シェア U-NEXTプラン」はやや割高ですが、名前の通りU-NEXTの月額料金が含まれています。

U-NEXTの月額料金は2,189円なので、普段からU-NEXTを使っているなら実質1,761円です。

しかも毎月1,200円分のU-NEXTポイントももらえるので、U-NEXTユーザーにはとくにおすすめのプランと言えるでしょう。

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データのみ格安SIMを比較したまとめ

本記事では、データのみプランがおすすめの格安SIMを比較しました。

データのみプランは音声通話が使えない代わりに、月額料金がリーズナブルです。

音声通話が不要なタブレット・モバイルルーターで使いたい人、通信障害に備えて予備回線が欲しい人などに向いています。

データのみプランがとくにおすすめの格安SIMは楽天モバイル、IIJmio、povoの3つです。

その他の格安SIMも優秀なものばかりなので、本記事を参考にして自分に合った格安SIMを選んでくださいね。

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